中学校高等学校保護者向けのBLS(一次救命処置)講習会を開催しました
2024.10.03
9月28日(土)、中学校高等学校父母の会が主催するBLS講習会が行われ、80名以上の参加者にお越しいただきました。
BLSとは、Basic Life Supportの略で、心停止や呼吸停止に陥ってしまった人に対し、救急車が到着するまで行う一次救命処置のことです。成城学園では確実なFirst Responderを増やすことを目的とした講習会を2014年より開催しており、これまでに延べ20,000人以上の方に受講いただいております。今回も保健体育科の島田先生(日本ライフセービング協会、学校教育推進委員会委員)を講師に迎え、高校ライフセービング部の生徒たちにもご協力頂きました。
講習会では、まずどのような場合にBLSが必要か分かる映像を確認した後、ダミー人形を使ってAEDの使用方法や心臓マッサージを参加者全員が実習しました。ライフセービング部の生徒たちが丁寧かつ的確にアドバイスをしてくれたおかげで、とても分かりやすく大切なポイントを確認することができました。また、参加者の結果の数値は非常に高く、会場はとても盛り上がり大きな拍手に包まれました。
講習会を通し、命の大切さを改めて実感したとともに、アクシデントにはできることなら遭遇はしたくはありませんが、いざという時にはこの講習で教わったことを勇気をもって活かすことができるのではないかと思います。今後も一人でも多くの方にBLS講習会を体験して頂きたいのでこれからもこの活動を継続していきたいと思います。
(担当:高校1年役員)