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  • 2023.03.01

    より良い教育を目指して — 授業研究会 —

 2月25日(土)に「成城学園初等学校授業研究会」を開催し、私立、公立を問わず、全国各地から小学校の先生方約100名が集まりました。
 数学、社会、国語の公開授業と、その後に授業や教育法について参加者が意見交換する研究協議会を実施。参加者は子どもたちが授業に取り組む姿をじっくり観察し、ノートの取り方から考え方を探るなど非常に熱心に授業を見学されました。協議会では活発な意見交換が行われました。

 この会を主催したのは、成城学園初等学校授業研究会。「教員の授業力向上」と「より良い初等教育の研究」を深めることを目的に発足した教員有志による研究会です。
 約100年前の成城学園創立時から掲げている「教育四綱領」の一つ「科学的研究を基とする教育」の実践でもあります。成城学園初等学校は、以前から中学や高校と同様に専科教員による教科担任制を導入しています。質の高い教育活動が可能な反面、クラス担任や他教科の教員との連携が必要な制度ですが、こうした研究会を教員同士の連携、情報共有の場として活かし、子どもたちの教育や生活指導につなげています。

公開授業

授業① 数学 5年生「同種の割合」 授業者:高橋 丈夫
社会 1年生「まちたんけん」 授業者:澤口 舜
授業② 数学 6年生「比例の活用」 授業者:小宮山 洋
国語 1年生「絵本『で』語ろう 絵本『を』語ろう 授業者:木村 大望

研究協議会

数学 講師:笠井 健一 先生 国立教育政策研究所 教育課程調査官

司会:栗田 辰一朗先生 東京学芸大学附属世田谷小学校

国語 講師:吉永 安里 先生 國學院大學人間開発学部 子ども支援学科 准教授

社会 講師:櫻井 眞治 先生 東京学芸大学次世代教育研究センター 教育実習プロジェクトチーム教授

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