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  • 2019.03.12

    子どもたちの反応を大切に —数学科授業研究会—

2月23日(土)、成城学園初等学校数学研究部が主催する授業研究会「割合教材を研究する」の2回目を開催しました。
これまで数学研究部では「数学的な考え方や表現を豊かにする授業を目指して—割合の見方を育てる—」ということをテーマに、教材やカリキュラムなどの研究を進めてきました。今回の授業研究会では、「割合の素地に培う授業はどうあるべきか」と題し、1年梅組、2年松組、4年楓組、白樺組が「小数倍」」や「分数」「広さ比べ」の公開授業を行い、参加者にご覧いただきました。その後、東京学芸大学教授の中村光一先生、宮城教育大学准教授の市川啓先生のお二人を講師にお迎えして、参加者が授業法等に関して意見交換する研究協議会を行いました。
小学校の先生方を中心とした約70名の参加者は、授業を受ける子どもたちの反応などを熱心に見学し、研究会でも活発な意見交換が行われました。

  • 気づきのあった子どものノートを写真や動画で撮影し、画面に映してクラス全体で共有
    気づきのあった子どものノートを写真や動画で撮影し、画面に映してクラス全体で共有

  • 普段は会議で使う大きな部屋が、見学者でいっぱいに
    普段は会議で使う大きな部屋が、見学者でいっぱいに

  • 子どもたちの様子を熱心にのぞきこむ参加者
    子どもたちの様子を熱心にのぞきこむ参加者

  • 子どもたちから出てくるいろんな意見の1つ1つを大切にするのが成城流
    子どもたちから出てくるいろんな意見の1つ1つを大切にするのが成城流

  • ブロック何個分かを考えることで、広さを比較する
    ブロック何個分かを考えることで、広さを比較する

  • 授業を見学した後の質疑応答ではたくさんの質問や感想が出ました
    授業を見学した後の質疑応答ではたくさんの質問や感想が出ました

成城学園初等学校では、創立時に掲げた「教育四綱領」の一つ「科学的研究を基とする教育」を、現在でも受け継ぎ、教科ごとの研究部でテーマを設定し、よりよい教育を目指して研究しています。研究の成果は日々の授業に反映させ、子どもたちのさらなる成長へとつなげていきます。

授業研究会

割合の素地に培う授業はどうあるべきか。4本の授業を公開
  公開授業① 「小数倍」      4年白樺組 本校教諭・高橋 丈夫
  公開授業② 「分数」       4年楓組  本校教諭・菊地 良幸
  公開授業③ 「いくつ分かを考える」1年梅組  本校教諭・堀辺 千晴
  公開授業④ 「分数」       2年松組  本校教諭・小宮山 洋
研究協議会

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