初等学校だより

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  • 2026.02.26

    大自然の中で、各自が挑戦し、友達とともに過ごす充実した時間 —スキー学校—

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 4年生は2月3日から6日までの3泊4日、5年生と6年生は2月2日から6日までの4泊5日で、志賀高原へスキー学校に出かけました。
 スキー学校の歴史は、今から約100年前の1928年にまで遡ります。希望者10名が妙高高原へ出かけたのがその始まりです。その後、「アルペンスキーの父」として知られるオーストリアのハンネス・シュナイダー氏を招聘するなど、成城学園はスキー教育に力を入れてきました。
 数日間にわたり親元を離れ、友達・コーチ・先生とともに、日常の学校生活では味わえない、多くのことを学んできました。雄大な自然に囲まれて過ごした現地からのレポートをまとめて掲載します。

6年生 長野県志賀高原熊の湯
5年生 長野県志賀高原一の瀬
4年生 長野県志賀高原熊の湯

6年生 —長野県志賀高原熊の湯—

◆1日目
6年生にとって最後の宿泊行事となるスキー学校がスタートしました。
初日は天候にも恵まれ、足慣らしとしてクラスに分かれ、午後から一本滑走しました。子どもたちは「これからがんばろう」という前向きな気持ちで活動に取り組むことができました。
これまでに培ってきた宿泊に必要な力を発揮し、ホテルの方、スタッフの方、引率してくださる先生方に感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。
ルールやマナーを守りながら、充実したスキー学校となるよう、引き続き取り組んでいきます。

◆2日目
2日目は、クラス写真を撮影し、いよいよスキーコーチの皆さんと一緒に本格的に滑り始める日です。
朝はビュッフェ形式の朝食で、それぞれが好きなものを選びながらしっかりとエネルギーを蓄えてゲレンデへ向かいました。
前日の夜はたくさんの雪が降っていましたが、子どもたちや保護者の皆さんの日頃の行いのおかげか、活動時間になると空はすっかり晴れ渡り、青空の下での最高のスキー日和となりました。真っ白な雪と澄んだ空気の中、子どもたちの表情にも自然と笑顔が広がります。
午前中はスキーコーチと一緒に、レベルに応じたグループに分かれて練習を行いました。楽しみながら体を動かし、転んでは立ち上がり、少しずつ「できること」が増えていく経験は、スキーだけでなく、これからの学校生活やさまざまな挑戦にもつながる大切な感覚だと感じます。
お昼ご飯はみんな大好きなカレーライス。たくさん滑ってお腹が空いていたこともあり、あっという間に食べ終える子どもたちの姿が印象的でした。
午後は再びゲレンデに出て、午前中に教わったことを意識しながら滑りました。午前中よりも安定して滑れるようになったり、少し難しいコースに挑戦したりと、それぞれが自分なりの成長を実感できた時間となりました。
このように、2日目は天候にも恵まれ、心身ともに充実した活動を行うことができました。

◆3日目
3日目も、コーチたちの班に分かれてスキーを行いました。
一人ひとりが意識して滑る姿が見られました。昨日の反省を踏まえながら、コーチと確認し合い、声を掛け合って滑る様子から、子どもたちの成長を感じる一日となりました。ごはんもしっかり食べて過ごしました。
明日はスキー遠足です。昼食は、いつも宿泊している南館ではなく、滑って行かなければ辿り着けない西館でとります。スキーならではの特別な体験になります。成城学園初等学校での最後のスキーを滑る日となります。
これまでの学びを大切にしながら、思い切り楽しんでほしいと思います。

◆4日目
4日目はスキー遠足に行きました。コーチたちと一緒に滑る、いよいよ最後の日です。
朝にコーチにみかんを配りました。「雪に埋めたら冷凍みかんになるかな」という話になり、子どもたちと一緒に雪に埋めていました。滑り終えた後には、雪で冷やした冷凍みかんを頬張る姿も見られ、最後のスキーを楽しんでいました。
スキーを終えた後は、みんなで体を温めるおしるこを食べ、ほっと一息つく時間となりました。
夜のお楽しみ会では、子どもたちやコーチの出し物があり、会場は笑い声と拍手に包まれました。一人ひとりがこの数日間の思い出を胸に、友だちと過ごす時間を大切にしている様子が伝わってきました。
お楽しみ会の後には、コーチからのお礼の歌、そして子どもたちからの感謝の歌がありました。歌声には、楽しかった気持ちや「ありがとう」の思い、そして別れを惜しむ気持ちが込められていました。心に残る最後の夜となりました。

5年生 —長野県志賀高原一の瀬—

◆1日目
いよいよスキー学校が始まりました。
子どもたちにとっては初めての4泊。少しの緊張と期待を胸に東京を出発し、志賀高原に到着しました。
スキー場は快晴。とても滑りやすいコンディションの中、足慣らしを終えることができました。
スキー学校でお世話になるすべての方への感謝の気持ちを忘れず、5日間、とっておきの思い出を作って帰りたいと思います。

◆2日目
午前中は寒く、雪が降る中での活動となりましたが、子どもたちは最後まで懸命に練習に取り組みました。
お昼は牛丼。体をたくさん動かした後の食事は格別だったようで、みんな美味しそうに食べていました。
午後は快晴となり、最高のコンディションの中で滑ることができ、スキーの技術もぐんと上達しました。
夜はスキーコーチと一日を振り返り、各クラスで明日に向けた課題や目標を話し合いました。

◆3日目
気がつけば、あっという間に3日目を迎えました。
今日は朝から晴天。スキーをしていると、思わず汗ばむほどのよい天気です。
この数日で、コーチともすっかり仲良しに。声をかけ合いながら滑る姿に、安心感と成長を感じます。
「さっきよりうまくなったね」そんな一言が、子どもたちの元気のもとです。
たくさん滑って、さすがに少し疲れも見えてきましたが、ゲレンデに立つと、やっぱり元気いっぱい。
雪の上では、自然と笑顔がこぼれます。
明日はスキー遠足とお楽しみ会。スキー学校も、いよいよ終盤です。最後まで安全に、そしてたくさんの思い出を胸に、みんなで楽しみたいと思います。

◆4日目
子どもたちが心待ちにしていたスキー遠足の日です。
これまでのレッスンで身につけた技術を生かしながら、仲間と声をかけ合い、広いゲレンデを滑りました。初日には見られなかった余裕のある表情や、自分たちで考えて動く姿に、確かな成長を感じます。
レッスン後は、コーチと一緒におしるこをいただき、ひと休み。
体をたくさん動かした後の温かいおしるこに、ほっとした表情が広がりました。
夕食後は、子どもたちお待ちかねのお楽しみ会。
笑顔と笑い声に包まれながら、仲間と過ごす時間が、スキー学校の思い出をさらに深めています。
コーチたちの出し物では、成城っ子の本気の力を見ることができました。
今いる成城っ子が将来、こうやってコーチに来てくれることを願います。
スキー学校もいよいよ終わりが見えてきました。最後まで安全に、実り多い時間を重ねていきたいと思います。

4年生 —長野県志賀高原熊の湯—

◆1日目
4年生にとっては初めてのスキー学校。3泊4日の日程です。
これまでに、3年生の「秋の学校」「夏の学校」と、いくつかの宿泊行事を経験してきた子どもたち。
今回のスキー学校では、その積み重ねが生き、自分のことを自分でしようとする姿や、生活面での落ち着きが、初日から感じられました。
初日は足慣らしからスタート。
初等学校としても初めて利用するゲレンデでしたが、コンパクトで見通しがよく、使いやすい、とても素敵な環境です。
これから数日間、体調に気をつけながら、仲間とともに多くの経験を重ね、心に残る時間を過ごしてほしいと思います。

◆2日目
2日目も晴天に恵まれ、寒すぎないゲレンデでレッスンが始まりました。
今日からは本格的にコーチがつき、午前・午後を通してのレッスンです。4年生の多くの子どもたちにとって、1日を通して滑るのは初めてです。「できるかな…」と、どこか緊張した表情も見られました。
けれど、コーチの皆さんが子どもたちに寄り添いながら、言葉がけや進め方を工夫してくださり、緊張は少しずつほどけていきました。
1日の終わりには、「すごく楽しかった!」という声がたくさん聞こえてきました。
夕方、ある男の子が先生に、
「ねえねえ、なんだか僕、スキーが好きになったみたい」と伝えにきてくれたのがとても印象的でした。
さすがに夜は疲れも出たのか、昨日より早めに眠りにつく子どもたち。
明日はレッスン最終日。ぐっすり休んで、明日も元気に、楽しくがんばろうね。

◆3日目
レッスン最終日。コーチとの最後の一日でした。
ゲレンデにも慣れ、ドキドキよりワクワクが勝った一日です。疲れがたまり、足の疲れも見え始める頃でしたが、「みんなで滑るって楽しい!」という実感が、子どもたちの表情から伝わってきました。
クラスで全体トレインにも挑戦し、怪我なくやり切れたことが何よりでした。
夜はコーチとのお別れの時間。交流を通して感謝を伝え合い、また各クラスで同じスキーレベルの子ども同士が集まって交流する場面もあり、それぞれの違いに気づく豊かな時間になりました。
明日はいよいよ最終日です。

◆4日目
お世話になったホテルをみんなで丁寧に片づけ、自分たちの荷物を整えて、閉校式を迎えました。
みんながお世話になった学生スタッフの3人にもご挨拶をいただき、みんなでお礼を伝え合う時間も持ちました。閉校式で代表児童が4日間で感じたことを話してくれました。
スキーが上達したことはもちろんですが、それ以上に「みんなでできること」が増え、そして「自分でできること」が増えた4日間でした。
今日は帰れるという安心感があるけれど、クラスの仲間と離れるさみしさも感じる最終日。
バスの中ではのんびり過ごしながら、一人ひとりが自分の4日間を振り返る時間も持ちました。
初日に話してくれた思いを思い出しながら、最終日に感じたことを確かめ合い、無事に学校に到着しました。

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