初等学校だより
初等学校だより
2025.09.25
9月22日(月)、巨大地震の発生を想定した児童・園児の引き取り訓練を初等学校と幼稚園合同で実施しました。今回の訓練は、『南海トラフ地震臨時情報』が発表されたという設定のもと、情報を受けてから保護者が児童を引き取る一連の流れを、教職員・児童・保護者の三者が理解し、把握することを目的として実施しました。保護者の皆さまには、午後に実施するということのみ事前にお知らせし、具体的な時間はお知らせしないことで、できるだけ有事の際に近い形で学校からの連絡を受けていただきました。
訓練は11時50分に、気象庁からの『南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意・警戒等)』の発表を想定してスタートしました。高橋校長による一斉放送で「臨時職員会議」の招集が告げられ、先生方が迅速に集まりました。校長からは地震情報の内容と児童引き取りの指示があり、担任の先生方は各クラスに戻り、児童へ状況や引き取りの要領を説明しました。
学校からの連絡を受けた保護者が次々と来校し、児童の引き渡しがスムーズに行われました。教室に残った児童が少なくなった14時過ぎには、全員がつながる~むに集まり、方面別のグループで下校することになりました。いくつかのグループに分かれ、教師が途中まで付き添って帰途につきました。
いつ起こるか分からない巨大地震に備え、児童が学校生活を送っている時を想定した引き取り訓練は、震災への心構えを新たにする貴重な機会となりました。訓練の趣旨を理解し、ご協力いただいた保護者の皆さまに改めて感謝申し上げます。
高橋校長が「臨時職員会議」を招集すると、間もなく会議が始まりました
各クラスに戻った先生方が児童たちに状況説明
引き取りに備えて外履きに履き替える児童たち
保護者と担任で確認して児童の引き渡しが行われます
学校からの連絡を受け、次々と保護者の皆さまが来校
残った全員がつながる~むに集合。教員たちでその後の対応を相談し方面別グループで下校することに