初等学校だより
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2月16日(金)、3年生が劇の授業の成果を発表する「劇発表の会」が行われました。劇発表の会は、劇づくりを通して、仲間と協力して一つの作品を作る楽しさや、表現する楽しさを味わうこと、協力することを通して一人ひとり違うことを受容すること、舞台の使い方を学ぶことをねらいとしています。また、他クラスの劇を鑑賞することでクラスの枠を超えた交流の喜びを感じたり、創造力を広げたりすることも目指しています。
3年生にとって、人前で劇を披露するのは今回が初めてです。この日は保護者の皆さま、同じ学年の仲間たち、そして2年生も観客として見守る中での初舞台となりました。テーマは、「一つの白い箱を〇〇に見立てて、劇を創ろう」。白い箱を、松組は冷蔵庫、柳組は砂糖、桂組はテーブルに見立てて劇を上演しました。上演した劇のタイトルは以下の通りです。
松組「ちがうからみんないいアジ」
柳組「ありの行列」
桂組「かたちレストラン」
松組「ちがうからみんないいアジ」
冷蔵庫の中にいる調味料たちは、選ばれるかワクワクドキドキ。今回はどんな味が選ばれる!?個性豊かな調味料たちがくり広げる、松組オリジナルストーリー。
コショウ、しょうゆ、マヨネーズ、はちみつの調味料たちが、テレビでなじみのある曲に合わせて、歌やダンスを元気に披露。調味料それぞれの個性が楽しく表現され、客席からもたびたび笑いが起こっていました。
柳組「ありの行列」
夏になると、庭や公園のかたすみなどでありの行列を見かけることがあります。なぜ、ありの行列ができるのでしょう。ありたちの秘密をやなぎーずが劇にしました。
ありが行列をつくる場面では、全員息ぴったり。コミカルな動きで客席をひきつけていました。
桂組「かたちレストラン」
森にまよいこんだ動物たち。3つのかたちのレストランでは、個性豊かな店員たちが、料理を動物たちに出します。でも、どの料理もおいしくて動物たちは一番を決められなくなってしまいました。さて、どうなるのでしょうか…?
丸レストラン、三角レストラン、四角レストランが、次々においしい料理をだしていきます。料理を紹介する店員や、動物たちが料理を食べたときの表情が印象的で、子どもたち自身が楽しく演じているのが伝わってきました。