幼稚園生活

2025.11.28
11月17日(月)、中学校高等学校で理科を担当しているうー先生(植松敦教諭)をお招きして、幼稚園で実験教室を開催しました。
石井園長から「グラウンドの向こうの中高校舎から、園長先生とも仲良しの植松先生が幼稚園に来てくれました」。園長先生に紹介されると、子どもたちの視線は一点に。カラフルな衣装を身にまとったうー先生の登場に子どもたちは興味津々です。この日のテーマは「色の不思議~光の三原色と顔料の三原色の違い」。先生は光を投影する装置を使い、スクリーンに様々な色を映し出します。「赤と黄色を重ねたら何色になるかな?」「じゃあ、赤と青では?」と次々と子どもたちに質問を投げかけます。子どもたちから「ピンク!」「茶色かな?」「黄緑色!」と元気いっぱいの声が飛び交いました。「それでは赤・青・黄色の3色を重ねたら何色になると思う?」。多くの声が上がったのは「黒!」でしたが、正解はなんと「白」。光で混ざる色と、いつも子どもたちが使っているクレヨンや絵の具で混ぜる色では見え方が違うようです。この光の不思議を体験するため、1人に1色のライトが配られ、3人1組で3色の光を重ねる実験にチャレンジしました!最初は2色、そして3色と重ねてみる子どもたち。「白くなったよ!」と、驚きと喜びの声があがりました。
光の実験の後は、子どもたちが慣れ親しんだクレヨンを使います。配られたお花の絵に好きな色を塗り、他の色と重ねてみることで、光の重なりとの違いを体験しました。
「みんな描けたかな?描けた絵はお家の人にプレゼントしよう」。今回の実験教室を通して、子どもたちは、身近なクレヨンや絵の具の色の混じり方と、光の色の混ざり方には違いがあること、そして光は赤・青・黄色の三原色が混ざると白く見えるという、新たな発見をしました。
「今日はグラウンドの向こうの建物から先生が来てくれています」と園長先生
今回の実験教室の先生が登場
これから何が始まるのか先生の一挙手一投足に目が釘づけの子どもたち
「この色は何色?」「この色とこの色を混ぜたらどうなる?」
「ここは何色?」という問いかけに「ピンク!」と元気に答える子どもたち
今度は実際に自分たちの手で3色の光を重ねて映してみて、どんなふうに見えるか実験しました
最後は子どもたちが得意なクレヨンを使った塗り絵に挑戦
「先生見て!」
光の重なりとクレヨンで塗った色の重なりの違いを確認
最後は先生とハイタッチでお別れしました