幼稚園生活

最近の出来事

 成城学園では、2022年度よりデジタル・シティズンシップ教育(以下、DC教育)を各校で取り組んでいます。今年は、幼稚園では、年長組の園児を対象に、年長組の教師が、DC教育の活動を行いました。

 教師が、「インターネットって知ってる?」「インターネットでどんな事をしてる?」と子ども達に投げかけると、「iPadでYouTubeを観てる!」「テレビでインターネットのアニメを観てるよ!」「ママのスマホでゲームをしてる!」等自分の知っていることをたくさん話してくれました。また、「30分だけゲームをするよ」「宿題をしたらやっていいんだよ」「ママに聞いてから使うよ」など、各ご家庭での約束事についても教えてくれました。

 その後、7歳の主人公が登場する動画を教師と一緒に観ました。スマホやタブレットを使って写真を撮影したり、撮影した写真を加工したり、絵を描いたり、調べものをしたり、日本ではない国に住む動物を観ることができたり、遠くに住むおばあちゃんとお顔を見ながらコミュニケーションを取ったりと、動画の主人公がインターネットを使ってさまざまなことにチャレンジしている動画でした。その主人公から、交通ルールと同じようにインターネットを使う時も守るべき3つの約束があることも教えてもらいました。
 1.大人の人に聞いてから使うこと
 2.お話しするのは知ってる人だけ
 3.子どもが観てもいいところだけ観る

 この約束がどうして大切か、先生と話し合いました。そして、今日ここでお話しした内容を、お家の人にもお話しすることを先生と約束して今日の活動が終わりました。また、年長組の保護者の方々には、このDC教育の内容をお伝えし共有できるようにし、家族で話し合うことができるよう、お願いをしました。

 ゲームをしたり動画を観たり、園児にとってスマホやタブレットは遊びのツールとして使用することが多いですが、小学校に進学すると調べものや学習など、勉強の場面でも使うことが増えてきます。インターネットを使うことのメリットを最大限に生かしながら、使用するルールをしっかり守ることで安全に快適に利用できるよう、DC教育を続けていきます。

最近の出来事一覧

page top