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  • 2022.12.20

    成城学園のデジタル・シティズンシップ教育 —幼稚園年長編—

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 成城学園では、2022年度よりデジタル・シティズンシップ教育(以下、DC教育)のカリキュラム化に向けて各校で検討を進めています。その活動の一環として、12月6日(火)、デジタル・シティズンシップをご専門に研究されている今度珠美氏(鳥取県デジタル・シティズンシップエデュケーター・国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員研究員)を講師にお招きして、幼稚園年長組の園児を対象にしたDC教育の活動を行いました。年長組の園児をクラスごとに2回に分け、初等学校のつながる~むで行いました。
 「インターネットを使ってゲームをしたことある?動画を見たりすることあるかな?」。家でのインターネット使用に関するさまざまな問いかけに、子どもたちの手が次々と挙がります。「インターネットを使う時にお家の人と約束してることはある?」という問いかけには「Youtubeは1回に1本まで、って決めてるよ」「お片付けが終わったら使っていいことにしてる」「明るいところで見るようにしてる」など各ご家庭での約束事について子どもたちが教えてくれました。その後、7歳の主人公が登場する動画を見ました。スマホやタブレットを使って写真を撮影したり、撮影した写真を加工したり、絵を描いたり、調べものをしたり、遠くの人とコミュニケーションを取ったり、動画の主人公がインターネットを使ってさまざまなことにチャレンジしている動画でした。その主人公から、交通ルールと同じようにインターネットを使う時も守るべき約束があることも教えてもらいました。
 1.大人の人に聞いてから使うこと
 2.お話しするのは知ってる人だけ
 3.子どもが見てもいい動画やゲームだけ見ること
 この約束がどうして大切か、先生と話し合いました。そして、今日ここでお話しした内容を、お家の人にもお話しすることを先生と約束して今日の活動が終わりました。
 ゲームしたり動画を見たり、園児にとってスマホやタブレットは遊びのツールとして使用することが多いですが、小学校に進学すると調べものや学習など、勉強の場面でも使うことが増えてきます。インターネットを使うことのメリットを最大限に生かしながら、使用するルールをしっかり守ることで安全に快適に利用できるよう、DC教育を続けていきます。

  • 講師を務めてくださる今度先生とごあいさつ
    講師を務めてくださる今度先生とごあいさつ

  • 先生からの質問に積極的に答えていた子どもたち
    先生からの質問に積極的に答えていた子どもたち

  • 子どもたちとたくさん会話をしながら進められました
    子どもたちとたくさん会話をしながら進められました

  • 7歳の主人公がインターネットを使って色々なことに挑戦していく動画を見ました
    7歳の主人公がインターネットを使って色々なことに挑戦していく動画を見ました

  • インターネットを使う時の3つの約束について教えてもらいました
    インターネットを使う時の3つの約束について教えてもらいました

  • 子どもたち一人一人の話にしっかり耳を傾けてくださった今度先生
    子どもたち一人一人の話にしっかり耳を傾けてくださった今度先生

デジタル・シティズンシップ

「情報技術の利用における適切で責任ある行動規範」を指し、DC教育は「デジタル社会における“善き社会を作る”“善き市民となる”ための学び」。ICT機器を使って情報のやりとりをすることが当たり前の社会で、活躍するために必要となるスキルです。

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