幼稚園生活

最近の出来事

 9月28日(火)、年少組の造形の時間にクレヨンと絵の具を使った作品作りをしました。講師はこれまでもご担当いただいている彫刻家の高橋智力先生です。
 最初に白い画用紙に好きな色のクレヨンで自由に絵を描きました。「今日一番好きな色は何色かな?クレヨンを手に持ってごらん」。先生の問いかけに「きいろ!」「ピンク!」と声が上りました。「そのクレヨンで好きな絵を描いてみよう」。思い思いの絵を描き終わると次に2色の絵の具で同じ紙に色を塗っていきます。「筆を絵の具につけたら入れ物の縁で筆を押さえてごらん。描きやすくなるよ」「筆の真ん中あたりを持つとうまく描けるよ」「描けなくなったらもう一度絵の具をつけて描いてみよう」。筆の持ち方、描き方の基本を先生から教えてもらい、製作を続けていきます。
 『自分で自分について想う。』今日の自分の気分、自分が一番気になっていること、気に入っていることを、あらためて自分の中で思い返すことで、子どもたちの内なる思考の風車が静かにゆっくりと力強く回転し始めます。自分の大好きなカタチ、大好きな色、そしてその大好きな色が混ざり合い変化していく様子を、大好きなもの同士の組み合わせだからこそ、真剣に観察し、感動に繋がっていきます。
 そして、初めての画材との新鮮な出会いにもまた、感動と気づきがあったようで、絵の具をつけた筆を優しく扱いながら、丁寧に作品を仕上げていきました。
 クレヨンに加えて絵の具と筆で描くことにもチャレンジした子どもたち。今日は2色の絵の具を使いましたが、次はもっとたくさんの色を使って絵を描くことを先生と約束しました。

最初はクレヨンで製作スタート。みんな真剣な眼差しです

  • 「すきな色は?」の先生の問いかけに、クレヨンを手に高くあげて答える子どもたち
    「すきな色は?」の先生の問いかけに、クレヨンを手に高くあげて答える子どもたち

  • 楽しそうにおしゃべりしながら描いていました
    楽しそうにおしゃべりしながら描いていました

次は絵の具を使って描いていきます。先生の筆の使い方の説明を集中して聞いています

筆を優しく扱いながらとても上手に描くことができました

「絵の具をつけたら筆の水気を少し切ってから描くと描きやすいよ」、という先生のアドバイスもしっかり実践していました

最近の出来事一覧

page top