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  • 2023.12.20

    インターネットの世界をより安全に楽しむために —幼稚園年長組デジタルシティズンシップ教育—

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 成城学園では、各校でデジタル・シティズンシップ教育(以下、DC教育)のカリキュラム化を進めており、今年度はその取り組みの2年目にあたります。その活動の一環として、12月11日(月)にデジタル・シティズンシップをご専門に研究されている今度珠美氏(一般社団法人メディア教育研究室代表理事・国際大学GLOCOM客員研究員)をお招きして、幼稚園年長組の園児を対象にしたDC教育の活動を行いました。年長組の園児をクラスごとに2回に分け、初等学校のつながる~むで行いました。
 「インターネットって知ってる?どんなところで使えるかな?」「インターネットで動画を見たり、ゲームをしたりしたことあるかな?」。教師の問いかけに、子どもたちの手が次々と挙がりました。お家のほかにも「車の中」「お友だちの家」「電車」「レストラン」など様々な場所で使用したことがあるとのこと。みんなお気に入りのゲームをしたり、YouTubeで動画を見たりしていることを話してくれました。「インターネットを使う時にお家の人と約束してることはある?」という問いかけには「YouTubeは1日30分までだよ」「お食事の準備をしている間だけ使っていいことにしてるよ」「3時以降に使ってもいいことにしてる」など各ご家庭での約束ごとについても教えてくれました。
 その後、子どもたちと同じぐらいの小さな子が登場する動画を見ました。スマホやタブレットを使って写真を撮影したり、撮影した写真を加工したり、絵を描いて友だちに見せたり、遠くの親戚とコミュニケーションを取ったり、主人公がインターネットを使って様々なことにチャレンジしている動画でした。その主人公から、交通ルールと同じようにインターネットを使う時も守るべき約束があることを教えてもらいました。
 1.大人の人に聞いてから見る
 2.ネットでお話しするのは知っている人だけ
 3.ネットでは子どもが見てもいいページだけを見る
 この約束がどうして大切か、先生と確認しました。そして、ここでお話しした内容を、お家の人にもお話しすることを先生と約束して今日の活動が終わりました。
 いつも園児たちの身近にあり、日常的に遊びや勉強のツールとして使用しているスマホやタブレット。年齢を重ねるごとに使用する場面や頻度、そしてできることもますます増えていきます。インターネットを使うことのメリットを最大限に生かしながら、園児たち自身が安全に安心して使用していけるように、約束を守ることの大切さを知るために、DC教育をこれからも続けていきます。

インターネットをどんなことに使っているか、お家での約束ごとについてみんなで話しあいました

インターネットでこんなこともできるんだ!ということを映像から学びました

最後に、動画の中で教えてもらったインターネットを使う時の3つの約束を確認しました

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