初等学校だより
初等学校だより
初等学校には他校には見られない独自の教科がたくさんあります。そのうちの1つが「散歩」。1・2年生に特設している教科です。今回は1年生が、2年生と一緒にはじめて散歩の授業に出掛けたときの様子をお届けします。
4月19日(金)、1年欅組の子どもたちが、2年梅組と一緒にはじめての散歩の授業に出掛けました。2年生にとっては、自分たちよりも下の学年が入学してきたとあって、すっかりお兄さん、お姉さん気分。まだ学内に慣れていない1年生のために、2年生が事前に下見をして班ごとにルートを決めました。この日の1年生のテーマは「はてな探し」、2年生のテーマは「学園の中を教えてあげる」「1年生と仲良くなる、楽しませる」「まっすぐ歩く」の3つです。
班ごとに分かれて、いざ出発!成城池の周りでだんご虫を見つけたり、第一グラウンドの脇でたんぽぽを見つけたり…ぶらぶら散歩の中でたくさんの発見があります。すると「ふーっとしても綿毛が飛ばないよ!なんで?」とはてなを見つけた1年生。それを見た2年生は「まだそれはちゃんと開いてないからじゃないかな。もっと開いてふわーっとなったら飛ぶと思うよ!」と教えてあげていました。また、正門近くの銅像を見つけた1年生は「この人、だれ?」2年生は「この人は澤柳政太郎!初等学校を作った人だよ!」と即答!学園をぐるーっとまわって帰ってきた子どもたちは、出かける前よりもさらに笑顔でした。「とっても楽しかった!ねえ、休み時間も遊ぼうよ!」とすっかり仲良しに。1年生も2年生も楽しみながら今日のテーマをばっちりクリアしていました。
(文責:企画広報部)
授業のポイント!