初等学校だより

初等学校だより

 この2学期から仮校舎に移って初めて迎えた11月2日(木)、第203回劇の会の舞台は、澤柳記念講堂。
 舞台と客席は広くて大きい。でも、舞台の袖は意外に狭い…など、これまでの初等学校の講堂と異なる構造でした。舞台の幕を少し閉めてそこを袖替わりに使う、安全性も考えて大道具はシンプルにする、などさまざまな工夫をして準備してきました。でも、環境は違えど、出演した子どもたちは大きな舞台でのびのびと演技。大きな拍手が記念講堂に響いていました。

第203回劇の会
3年 藤組 「いたずら地蔵」
4年 菊組 「ほんとうの宝物は」
5年 柚組 「クラリーナ国の陰謀」
6年 梅組 「もういちどハッピーバースデイ」

【3年】藤組 「いたずら地蔵」

静かな村に泥棒が現れました。それに気づいたのは、いつも村の人々にいたずらばかりしているいたずら小僧たち。村のみんなの力を借りて、賽銭を盗もうとする泥棒たちを地蔵に化けて捕まえようという作戦を実行だ!3年生は初の舞台。大きな声で頑張りました。

【4年】菊組 「ほんとうの宝物は」

色々な宝ものを審査する「世界宝ものコンクール」が開催されました。水のあるはずがない月にあった「月の水」、百姓や育児名人、ノーベル賞受賞者など世の中に貢献した「老人」、実は騙したり盗ったりした「宝石」、夢や希望を持っている「子供」など、さまざまな宝物が出てきました。

【5年】柚組 「クラリーナ国の陰謀」

みんな楽しく過ごしているアカリーナ国に、クラリーナ国の魔の手が忍び寄る。「携帯レンジャー」がアカリーナ国民に携帯を渡し、SNSで勝手に悪評を流して混乱に陥れることでアカリーナ国民の心がバラバラになる。フェスティバルに向けて、アカリーナ国はどうなってしまうのか?「携帯を信じない、信じるのは仲間だ!」という言葉が胸に突き刺さりました。

【6年】 梅組 「もういちどハッピーバースデイ」

ちょっと反抗期で生きる希望を失い、バースデーギャングに誕生日を「いらない」と渡してしまったなつみ。しかし、誕生日を取り戻さなければ3日後に消えてしまうと分かり、バースデーギャングの元に再び向かう。「生きる道を迷っている少年少女に夢を持ってもらう」ライフアシスタントの助けを経て、最後になつみは「生まれてきて良かった」と。最後の劇の会で魅せてくれました。

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