初等学校だより

初等学校だより

  • 前の記事
  • 2016.03.22

    就職した。結婚した。そんな報告も待ってるからね - 第95回卒業式

  • 次の記事

3月20日(日)、第95回卒業式が初等学校の講堂で行われました。椎、白樺、柏の3クラス、111名の卒業です。

成城学園初等学校の卒業式はちょっと変わっています。
在校生や卒業生代表の送辞や答辞がありません。それらはすべて「合唱」として行われます。在校生から送る歌、卒業生から感謝の歌、先生からの歌、そして全員で合唱。
また、卒業生一人ひとりの名前が呼ばれ、ステージから会場に顔を向けて立ち上がります。卒業証書を校長から受け取った後も、一人ひとりがステージの中央を正面に向かって歩いてきます。
これは、一人ひとりにスポットライトが当たる場を作る「個性尊重の教育」の集大成なのです。
卒業式は、卒業生全員が“主役”なのです。決して「一同」という言葉は使いません。誰か代表が代弁するのではなく、自分の声で想いを伝える。成城らしい卒業式です。

加藤校長は挨拶の中で、自身の少年期を例に出しながら、「将来の夢を持つと目の前の勉強の意味が見えてくる」「誰のためでもない。自分のために勉強してほしい」と卒業生にエールを送りました。そして、「卒業は終わりではなく、長い付き合いの始まり」「就職した。結婚した。そんな報告も待ってるからね」と話した校長は、卒業生全員と固い握手を交わしました。


  • 全児童による想いを込めた合唱


  • 卒業生111名全員と固い握手


  • まるでランウェイ?ステージ中央を堂々と


  • 卒業式終了後も名残惜しそう

初等学校だより一覧

page top