初等学校だより

初等学校だより

7月27日から8月2日の期間、5・6年生希望者による「新・自然体験の旅」を実施しました。3つのコースに分かれ大自然の中でダイナミックな体験活動を行いました。

四万十(7/27~7/31)
佐渡島(7/27~8/1)
与論島(7/27~8/2)

◆四万十(7/27~7/31)

四万十川で川遊びと川漁の仕掛けを体験しました。お世話になっているお宅ですごいご馳走の夕食です。カツオのたたき、鮎ご飯、川エビのてんぷらなど地元で採れたものばかりです。

カヌー体験からスタート。まずは出発前に記念写真。 まずはカヌーの漕ぎ方を習います。水がとてもきれい。 色とりどりのカヌーで出発。約3㎞の川下りを満喫しました。晴天に恵まれて楽しく過ごしています。

栄喜漁港で栽培漁業体験と刺身の調理、魚釣りをしました。天候に恵まれすばらしい体験が出来ました。

◆佐渡島(7/27~8/1)

全員無事に佐渡に着きました。高温注意報が出るほど暑い中でしたが、竹林から竹を切り出し、お皿、コップ、お箸、スプーンを作りました。

パンの仕込みを行いました。昼のメニューは棒焼きパンだったので各自竹を切り出し、パン生地を巻いて焼きました。 午後には雨が上がったのでジャガイモ掘りを行い、そのお礼として草むしりを行いました。

午前中海水浴に行きました。佐渡に来て初めての海でしたが水温もよく、気持ちの良い海水浴となりました。午後は漁港へ行き、船に引っ張ってもらったり、飛び込んだり、釣りをしたりしました。
一夜干し体験にも挑戦。一人二杯イカをさばき、はらわたや目や口をとって干しました。昼は流しそうめんを行いました。みんな美味しく食べました。

佐渡での活動は最終日、朝からよく晴れたため午前中は海へ行き、もずくをとりました。昼はパンを焼き、午後はお土産のパック詰を行いました。

◆与論島(7/27~8/2)

島の3つの小学校の子たち18名と交流会を元気に行いました。どこまでも素晴らしく青い海と空の下、ゲームやドッヂボール、BBQでお互い仲良くなり、午後のフリータイムに遊びに来てくれた子もいました。

晴天の下、シュノーケリング。透明な水はますますマリンブルーに輝いていました。赤、黄、青と原色の魚たちと枝珊瑚の美しさ。12名の子どもたちはみんな人魚になって自由に泳ぎ回っていました。 昼は海中に現れた純白の砂浜、百合が浜に上陸。昼食のおにぎりの美味しいこと!青い空、白い砂浜、走り回る真っ黒に日焼けした子どもたちの顔に真っ白な歯がこぼれて、沖の波に向かって呼び声が聞こえます。「ヨロン最高‼︎」

満月の夜、私たちは海岸へ、東京では決して見られることのない大きな大きなヤドカリ(オカヤドカリ)をつかまえに。バケツいっぱいに集めたヤドカリを輪になった私たちの中央で放されます。
午前中は潮干狩り。と言っても東京のとはちがいます。ご覧の通り潮の引いたリーフの内側まで船で行って、そこから上陸。歩き回って貝を探します。今夜の夕食のおかずになります。午後からは「浜ガメ」(ミナミスナモグリガニ)とりにいきました。これも与論島にいる珍しいカニの仲間です。砂浜の中に住んでいて、足や手で砂をすくい取ると運が良いとその中に見つかります。「浜ガメ」とりの名人、観光課のお兄さんが教えてくれました。これも夕食で素揚げにしてもらって食べました。ちょっと形が…食べましたがおかわりは無理!残りは先生たちのお腹の中へ。そして今晩は満天の星空の下で寝ます。

キャンプでなかなか寝つかれず、疲れた体の与論島5日目の午前中はフリータイム。毎日好天に恵まれ、強い日差しの中でも、子どもたちは元気いっぱいに遊泳や貝拾い等、それぞれの活動を計画しています。中でも人気なのは、珊瑚のアクセサリー屋さんの、なつこばあちゃんのお店訪問。綺麗なアクセサリーだけじゃなく、楽しいおしゃべりが最高!なつこばあちゃんは、毎年成城の子どもたちが来るのを楽しみにしてくれて、お菓子など用意してくれています。 午後は島の子どもたち、お世話になった観光課の人たちや学校関係の方たちを、焼きそばと焼き鳥でご招待するお別れパーティが開かれました。初日はモジモジしていたお互いの学校の子達も、すっかり仲良し。アドレスの交換などしている子もいました。 明日はいよいよ与論島ともお別れ。沖縄の那覇へ向かいます。最後の夜、楽しんで‼︎

今日はいよいよ与論島を去る日。まずは、5泊6日お世話になった民宿「海水館」をきれいに掃除。そして荷物の整理、最後に食べるお昼ご飯。そして、民宿の滝さんご夫婦へ挨拶をしてフェリーにて那覇へ。与論島では、「さよなら」とは言わず「行って来ます」「行ってらっしゃい」、また訪れる時は「ただいま」 「お帰りなさい」と挨拶します。なんとも心地よい言葉です。5泊6日の島の方々の暖かさが身に染みます。出港の時は仲良くなった島の子どもたちや観光課の皆様他、沢山の方々がテープカットで見送ってくれます。色とりどりのテープが風に舞う様子は、「また来年必ず戻ってこよう」と思う瞬間です。子どもたち一人一人の胸にも熱いものがこみ上げて来ます。5時間かけて那覇へ到着です。長い時間とおもいきや、5泊6日を思い返すにはちょうど良い時間でもあります。6泊7日、家族旅行では体験できない事ができたと思います。

初等学校だより一覧

page top