幼稚園生活
1月25日(木)、成城学園中高で理科を担当している小谷野先生によるサイエンス教室を、年少組から年長組まで全員で行いました。
今回のテーマは「紫キャベツの色のひみつ」。紫キャベツをしぼった汁にいろいろなものを混ぜて、どのような変化があるかを観察しました。
まず、最初に千切りにしたキャベツに砂糖を加え、手でもんでいきます。そうして出てきた紫色のキャベツ液にレモン汁、重曹、炭酸水、石鹸水、はちみつ、お酢、卵の白身などをいれてみました。興味津々の子どもたちの目の前で、紫色だった液体がピンクや青に変化。先生から「どんな時に色が変わるかわかったかな?」と聞かれ、酸っぱい味のするものを入れると赤系の色に、苦い味のものは青系の色になることを学びました。
次に紫キャベツをつかって焼きそばを作りました。黄色の麺が紫キャベツと炒めることでだんだんと緑色に!子どもたちは「みどり!みどり!」と大合唱。「食べてみたーい」という声も聞こえました。
最後に小谷野先生から紫キャベツのほかにも黒豆や紅茶など、同じように色の変化を観察できる身近な食材についても教えてもらいました。子どもたちからは「焼きそばが緑色になったのはなぜ?」「紅茶以外にも緑茶でも色は変わる?」などたくさんの質問が寄せられ、身近なものから科学の面白さを知ることができたようです。