幼稚園生活

最近の出来事

 7月12日(月)、彫刻家の高橋智力先生の造形の時間をしました。今年度の年少組は智力先生の造形の時間が今回初めてです。自分表現を世界中の人に向けて直接発信出来るのが当たり前の時代となって来ている中で、まずは好きなカタチと色を自分で見つけ、自分で決められる(発見力)、もともと自分で選んだカタチから、内側に向けて少しずつ同じカタチをトレースしながら描いていったその先のカタチが、どうして最初のカタチと違うのかを考えてみる(考察力)、選んだ3つのカタチを糊付けし、どうやって一つの作品にまとめるか(構成力)といった、シンプルでありながら、3つの力の源をアートで刺激するチャレンジです。

 色鉛筆で線を描く作業では、できるだけ紙の形をなぞるように縁に沿って描いていきます。白い紙に描くのと、色画用紙に描くのでは、色鉛筆の見え方も違います。紙を重ね合わせて糊で貼る作業では、どこに糊をつけたら紙と紙がくっつくか、どんな形に貼り合わせたいかを考えながら作品を作っていきました。根気強く集中して作品づくりをした年少組の子どもたち。全員が作品を完成させることができました。初めての造形の時間をとても楽しんだようです。

智力先生による「造形の時間」を初めて受ける年少組。説明を真剣に聞いていました

色々な形の色画用紙から3枚を選んで作品づくりスタート

紙の形を真似して、縁に沿って色々な色で線を描いていきます

細かく丁寧に描いたり、大胆に太く描いたり個性豊かです

3枚描き終えたら、重ね合わせて糊付けします

智力先生に手伝ってもらいながら全員が作品を完成させました

こんな素敵な作品ができあがりました

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