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  • 2024.06.12

    教職員が心肺蘇生法講習会を受講しました

 6月4日(火)に幼稚園の教職員が中高体育館で心肺蘇生法講習会を受講しました。この講習会は、水場での事故が起きやすいこれからの時期に備え、幼稚園の教職員を対象に毎年継続して実施しています。今年も、学園中学校高等学校体育科の教師で、日本ライフセービング協会教育本部長も務める松本貴行教諭を講師に迎えて実施しました。
 前半は溺れ事故がどのような状況で起きているか、事故を未然に防ぐために周りの大人がどのような行動をとったらよいのかを映像を交えながら講義形式で学びました。特に幼児や児童など、子どもに起きやすい溺れ事故や、浮き具を使用した場合の危険性など、身近なシチュエーションでの事例を中心に解説していただきました。
 後半は訓練用の人形を使って、胸骨圧迫と人工呼吸の訓練とAEDの使用方法についての理解を深めました。特に未就学児における胸骨圧迫の正しいリズムや強さを学び、人工呼吸のための気道確保の仕方と要点を教えていただきました。最後は救急車が到着するまでを想定し、各自で胸骨圧迫と人工呼吸を数分間繰り返す、実践に即した心肺蘇生の訓練を行いました。不慮の事故の中でも特に重症化しやすい水の事故。事故を発生させない対策を第一義とし、万が一起きてしまったときに「安全」「的確」「迅速」に対処できるよう最善を尽くし、これからのプール活動や様々な体験活動に繋げていきます。

  • 起きてしまうと半数近くが死亡してしまうという水難事故。どう防ぐかを学びます
    起きてしまうと半数近くが死亡してしまうという水難事故。どう防ぐかを学びます

  • 子どもの水遊びの際にどうやって監視すると良いかアドバイスいただきました
    子どもの水遊びの際にどうやって監視すると良いかアドバイスいただきました

  • 後半は心肺蘇生の実技講習を行いました
    後半は心肺蘇生の実技講習を行いました

  • 先生の見本を参考に胸骨圧迫の正しいリズムと強さを学びます
    先生の見本を参考に胸骨圧迫の正しいリズムと強さを学びます

  • 正しく人工呼吸ができると肺が空気で満たされ胸部が膨らむのが分かります
    正しく人工呼吸ができると肺が空気で満たされ胸部が膨らむのが分かります

  • 最後は全員で胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返して行いました
    最後は全員で胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返して行いました

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