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  • 2020.12.01

    教職員がBLS(一時救命処置)講習会を受講しました

 11月25日(水)、幼稚園の教職員がBLS講習会を受講しました。
 BLSとは、Basic Life Supportの略で、急なアクシデントで心停止や呼吸停止に陥ってしまった人に対し、救急車が到着するまで行う一次救命処置のことです。成城学園には、日本ライフセービング協会のBLSインストラクターの資格を持つ教員がおり、学園内で定期的に講習会を実施しています。幼稚園では、毎年講習会を実施し、今回も中高の教員である松本先生に講師をお願いし、幼稚園教職員が参加し学びました。
 前半は、事故が起きた際の緊急対応について教えていただきました。怪我をした人への接し方、救急搬送時の注意事項、連絡する際の対応など、その時々で気を付けるポイントを細かく勉強しました。また、毎年行うプール活動について、プールでの監督者の適切な配置場所や監視方法を学び、事故が起きやすいケースを知り事故を未然に防ぐ方法の再確認もしていただきました。幼稚園のプール活動ではその注意がよくできていると合格点をいただきました。
 後半は、人形を使って、胸骨圧迫の実技講習を全員で受講しました。胸骨圧迫は、胸骨を押す深さとスピードがポイントとなります。実習では、人形と専用アプリが連動し、胸骨圧迫を行うとその動作が効果的に作用しているかを瞬時に数値で確認することができます。自分がきちんとできているかどうかがその場でわかり、正しいBLSの方法を習得することができました。
 たくさんの子どもたちや保護者、教職員が日々過ごす学園で、いざという時に一人ひとりが命を守る行動をとれるよう、成城学園では、BLS講習会を行い「命に向き合う時間」を作っています。このような活動を今後も続けていきます。

  • 前半は緊急時の対応や、プール活動時の監視方法・ 注意点などを教えていただきました
    前半は緊急時の対応や、プール活動時の監視方法・注意点などを教えていただきました

  • 後半は胸骨圧迫の実習講習。  アシスタントを務めて下さった杉崎先生が、最初にお手本を見せてくださいました
    後半は胸骨圧迫の実習講習。アシスタントを務めて下さった杉崎先生が、最初にお手本を見せてくださいました

  • 人形と連動してアプリが作動。圧迫のスピード、深さ、毎回元の位置まできちんと戻せているかが一目でわかります
    人形と連動してアプリが作動。圧迫のスピード、深さ、毎回元の位置まできちんと戻せているかが一目でわかります

  • 一人ひとり順番に胸骨圧迫の練習を行いました
    一人ひとり順番に胸骨圧迫の練習を行いました

  • 深さが足りない、リズムが早すぎる、など画面を見ながらチェックできます
    深さが足りない、リズムが早すぎる、など画面を見ながらチェックできます

  • 次に3人1グループで協力して途切れることなく胸骨圧迫をする練習。4分間交代で続けました
    次に3人1グループで協力して途切れることなく胸骨圧迫をする練習。4分間交代で続けました

  • 「全員の成長が読み取れる」とお褒めの言葉 をいただきました
    「全員の成長が読み取れる」とお褒めの言葉をいただきました

  • 最後は先生方によるAED(自動体外式除細動器)と胸骨圧迫による救命救急の模範を見て勉強しました
    最後は先生方によるAED(自動体外式除細動器)と胸骨圧迫による救命救急の模範を見て勉強しました

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