成城学園の取り組み / Topics

2020年と2021年は、コロナ禍の影響でBLS（Basic Life Support：一次救命）の講習会が中止されましたが、昨年度に続き今年も保健体育科の島田先生（日本ライフセービング協会、学校教育推進委員会委員）を講師に迎え、ライフセービング部の生徒たちのサポートのもと、9月30日（土）に001教室で開催されました。

BLSとは、心肺停止や呼吸停止に陥った場合に一次救命（救急車が到着するまでの救命活動）を行うFirst Responderを増やすことを目的としています。成城学園では2014年からこれまでに延べ20,000人以上が受講しています。

当日は60名以上の保護者が参加し、実際にAED（自動体外式除細動器）をダミー人形に装着する体験や胸骨圧迫を実際に行う体験をしました。ライフセービング部の生徒たちは、各グループに分かれて指導を行い、測定結果は大きなスクリーンに表示され、島田先生からの評価や高い数値に会場は大いに盛り上がりました。

いち早く一次救命措置をすることの重要さを学び、万が一の時にはこの講習で教わったことを活かすことができる講習会です。実技とともに救命の大切さを知ることができ、一度だけでなく複数回受講することで、しっかりと内容が身につきますので、今後も継続的に開催していきたいと思います。