成城学園の取り組み / Topics

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中学校高等学校科学部が、成城学園ふるさとの森で活動しています

2018.09.19

長野県との連携協定に基づいて、2015年7月に開所式を開催して、学園創設者の澤柳政太郎の出身地の松本市郊外に開設された「成城学園ふるさとの森」。

中学校高等学校科学部では、現在、この森を理科学習の活動の場として活用する試みを続けています。

昨年6月に赤外線カメラを設置して、森を往来する野生動物の観察を続けています。また8月の合宿では、初めて現地に赴いて、雨の中、現状確認を行いました。

今年の夏の合宿で、科学部はふるさとの森を再び訪れました。今回の合宿では、長野県の林業総合センターの専門技術員の指導も得ながら、様々な調査を実施しました。活動の詳細は、県林務部のブログにまとめられています。
https://blog.nagano-ken.jp/mori/ringyosogo/8652.html

「自然と親しむ教育」は学園の教育理念の一つです。科学部によるふるさとの森での活動は、そうした理念の具体化の試みとして、今後ますます進展していくことが期待されます。

なお今夏の調査の成果は、11月の文化祭で発表される予定です。


  • 獣道を確認後、赤外線カメラを設置しました


  • 森で夜間に活動するシカの様子


  • 森で昆虫や植生の調査を実施中


  • 学園より運んだコナラ(開所式の際に植樹)も元気に育っています