世田谷区教育委員会主催「学校包括支援員研修会」で本学園の教員がBLSの講習を行いました
2018.05.17
5月16日(水)、澤柳記念講堂にて、第二回学校包括支援員研修会が行われました。その中で、中学校高等学校体育科の島田教諭がBLS(Basic Life Support=一次救命処置)講習のパートで講師を務めました。この日は高等学校水泳部ライフセービング部門の生徒6名もサポートに入り、学校包括支援員の教員の皆さまに実践的な研修を受講していただきました。
講習では、まずサッカーの試合中や海辺などで起きた事故現場の映像を見てイメージを喚起。その後、倒れた人の運搬、胸骨圧迫、AEDの使い方、人工呼吸を、訓練用の人形を使って体験しました。教育現場で、いのちを守る立場として児童や生徒と向き合っている先生方の目は真剣。2016年8月に成城大生が心肺停止に陥った女子高校生を実際にBLSで救命した事例を聞くと、ますますその重要性を感じたようです。
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映像で見ると、倒れた人の状態がよりわかりやすい -
高校生によるデモンストレーション -
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動作のポイントを高校生がアドバイス -
実際にやってみると難しい -
100周年記念プロジェクトとして始まった「いのちを守り合う成城ファミリー」は、2014年のプロジェクト開始以来、学内外で13000人を超える方に受講いただき、その輪が広がっています。成城学園は第2世紀を迎えましたが、この活動は今後も続けていきます。