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2022.06.08
6月3日(金)、幼稚園の教職員が心肺蘇生法講習会を受講しました。この講習会は、学園中学校高等学校体育科の教師で、日本ライフセービング協会の副理事長も務める松本貴行教諭に講師をお願いし、水場での事故が起きやすいこれからの時期に備え、毎年継続して行っています。最初に学園中高で行っている感染症対策の一つ「マスク着用のガイドライン」についてお話しいただきました。熱中症予防の観点からも、マスクが必須の時と必要としない時について共有し、メリハリのある着用ルールについて説明がありました。次に「川で起きる事故」の動画教材を見ながら、どのような状況で事故が起きやすいか、起きてしまったら現場にいる人のとるべき行動を解説を聞きながら学びました。「プールでの事故」についても、他の幼稚園や保育園での調査結果をもとに、どのような時に事故が起こるのか、どういった注意や意識が必要かを解説していただきました。後半は人形を使って胸骨圧迫とAED操作法の実技演習を行いました。子どもの状態確認、そばにいる人に助けを求めて、連携・分担しながら救助にあたるなど、実際の事故を想定した演習となりました。心肺蘇生やAEDの出番がないことが一番ですが、幼稚園教職員はどのような場でも適切な対応ができるよう、今後も安全を守るための備えと学びの継続をしていきます。
前半は動画教材と講義で、川やプールでの事故がどのように起きるかを知り、それをいかに回避するか、また、アクシデントが発生したときの対応を学びました