教育
2015.01.29
「紫キャベツの汁にレモン汁を入れたら何色になるかな?」
中学校で理科を担当する小谷野先生が、幼稚園で理科の実験教室を開いてくれました。 紫キャベツを使った実験です。
まずは園児たちと一緒に紫キャベツから汁を絞り、レモン汁、重曹、お酢、炭酸水、石鹸水、石灰水などと混ぜて紫が赤や青、緑になる色の変化を見ました。紫キャベツと焼きそばの麺を炒めると、何と麺が緑に!園児たちは「わーーーっ」と驚いて実験の様子に見入っていました。
中学生ならきっとリトマス試験紙を使い、酸性、アルカリ性などと説明する授業なのでしょう。でも、同じ現象は幼稚園児に対しても身近なものでできるのです。「不思議、びっくり、へぇーそうなんだ、って思うことが理科なんだよ」そう園児たちに語る小谷野先生。「面白かった!」「楽しかった!」というこどもたちも笑顔でした。
幼稚園ではさまざまな遊びや活動の中からたくさんの発見をしますが、このような幼稚園から大学まである成城学園ならではの交流から、また違った形の発見もあります。中学校の先生と接することで社会勉強にもなります。これからも、園児たちがたくさんの「へぇー」を感じ取る活動を広げていきます。