命と向き合う —中高保護者を対象にBLS講習を実施しました—
2017.10.19
成城学園創立100周年記念プロジェクト「いのちを守り合う成城ファミリー」。
日本ライフセービング協会公認のBLSインストラクター資格を持つ初等学校、中学校高等学校の3人の教員が講師となり、急なアクシデントで心停止や呼吸停止に陥ってしまった人が発生した場合の確実なファーストレスポンダー(救急車が到着するまでの一次救命処置を行う人)を増やすため、学園内外でBLS(Basic Life Support)教育を行っています。
10月14日(土)には、中高の保護者を対象にBLS講習を実施しました。
90分間の講習会では、まず4日に実施された「第1回飛翔祭」のダイジェスト映像(メディアアート部制作)を鑑賞。生徒たちの普段見ることのない表情と気迫あふれる姿勢を見ていただきました。こうした行事や部活動等で身体的負荷のかかる際、ケガや急なアクシデントのリスクが高まります。万一に備え、自信を持って対処できる教員、保護者、生徒でありたいというこのプロジェクトの趣旨を理解いただき、映像を交えながらAED(自動体外式除細動器)の重要性を学び、心肺蘇生の実技トレーニングを行いました。参加者全員に学園長からの修了証と日本ライフセービング協会のサポーター修了証、100周年オリジナルフェイスシールド(人工呼吸時の感染防止用シート)を配布しました。このBLS教育の普及活動は今後も継続し、命の大切さと向き合う機会を提供していきます。