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2022.04.05
2022年3月30日、助成研究「成城学園における『教育指標』の構築の研究」成果報告会が、配信にて行われました。
この研究は、成城学園教育研究所からの研究助成によって、2018年から4年にわたって行われた研究です。
成城学園の園児・児童・生徒・学生はコミュニケーション能力が高いとよく言われますが、それは何故なのか?いわゆる「成城らしさ」とは何なのか?を発端として、「本学園が提供している独創的な教育プログラムにより、どのような資質や能力を身につけているのか」を探求するのがこの研究の目的です。
今回の報告会は、幼稚園の「宿泊保育」、初等学校の「スキー学校」、中学校高等学校の「海の学校」「文化祭実行委員会」「メディア・アート部」、大学の「厚生部」といった、学園各校が実践している特徴的な正課外の活動について実施したインタビューをもとに、それぞれの活動がどんな資質や能力の形成に寄与しているのかを掘り下げたものとなりました。
報告の後の指定討論では、成城学園教育研究所の岩田所長から「行事が恒例化すると見落としがちになる意味や意義を再考する良いきっかけとなる調査だった」と、また、明治大学の岸先生からは「『いつもと違う経験』から『新しい会話』や『自分なりの工夫』が生まれている」というコメントをいただきました。
学園内に成城教育を研究し支援する「教育研究所」という組織があり、その支援を受けて、幼稚園、初等学校、中学校高等学校、大学の教職員が参加して、学園の「強味」を掘り下げる。そんな、実に「成城学園らしい」「成城学園にしかできない」研究報告会となりました。
中高の教室より配信
杉本副学長・教育イノベーションセンター長よりご挨拶
幼稚園 石川教諭の報告
初等学校 木村教諭の報告
中学校高校 青柳教諭の報告
中学校高校 本間教諭の報告
大学 学長室 長尾室長の報告
質疑応答の様子
指定討論を興味深く拝聴する研究会メンバー
報告会の司会は社会イノベーション学部青山教授