駐日セルビア大使に歴史記念館をご観覧いただきました

11月14日（月）、成城学園歴史記念館に、セルビア共和国特命全権大使のアレクサンドラ・コヴァチュ氏がご来館されました。これは、日本とセルビアの友好140周年を記念し、成城大学国際センターの主催で行われた講演会「国際社会における女性のリーダーシップ～セルビア大使のメッセージ～」のために学園にお越しになったものです。大変お忙しい中、講演会前の時間を使って歴史記念館を約20分間ご観覧いただきました。
特に関心をお持ちいただいたのは、成城学園創立者・澤柳政太郎が、セルビアの首都ベオグラードを訪問したことがあるという歴史です。これは、澤柳が文部省普通学務局長を務めていた1902年（明治35年）、ハンブルクで開催される第13回万国東洋会議に出席のため渡欧し、その前後約5か月間にわたりヨーロッパ各国を歴訪、各地の学校や教育制度を視察する中でのことです。後に行われた講演会の中でもこの点に言及していただいたとのことで、セルビアと成城学園の思わぬ古いつながりが明らかとなる機会となりました。