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教育研究所ニュース
2026.03.14
成城地区は、世田谷・フィールドミュージアムの第1号に指定されていることからも分かるように、みどり豊かで良質な住環境を備えており、また、学園が開発を始めた百年前の面影が随所に残されています。
普段はあまり意識することのない、こうした地域の特色について、改めて知見を深める機会として、教育研究所では講座「成城を知る」を企画し、さる2月28日(土)に、第一回として「成城みつ池緑地と国分寺崖線について知る」を開催しました。
街の西端に所在する国分寺崖線には、湧水地が点在し、斜面地やその周辺には樹木が茂り、多くの生き物が棲息しています。この崖線上にある、みどりのまとまりの一つが成城みつ池緑地です。
この緑地は重要なみどりの拠点として、行政や市民のボランティア活動によって大切に守られてきました。現在、みつ池緑地の活用ゾーンでは、約300mにわたって新しい遊歩道の設置工事が進められており、今春には完成する予定です。
この機会に崖線と緑地への理解を深めるために、保全活動に長く関わってきた中川清史さん
をお招きしてお話を伺うことにしました。
最初に、みつ池の保全活動にも関わる方が制作した紹介動画を視聴した後、成城自治会環境部の石神隆さんを聞き手として、中川さんより、幼少期からの崖線の思い出、地域の歴史、みつ池という名称の由来、緑地の誕生や野川の河川改修のことなど、さまざまなお話を伺いました。
参加者とのやり取りの際には、近隣にお住まいの生命誌やGI(グリーンインフラ)の専門家の方から、成城でのまちづくりの価値を世の中に発信していく必要がある、といった大変示唆的な提言もあり、住宅地の開発された台地の歴史や、今に至る様々な取り組みについて、改めて認識を深めるひと時となりました。
当日の会場には、中学高校や大学からの参加の他、成城や近隣で環境やみどり、農に関わる活動を精力的に進めている方々、情報発信に努めている方々が多く集まって下さいました。
この講座は、来年度以降も成城の自然や歴史・文化をテーマに継続して開催していく予定です。
講師を務めて下さった中川清史さん
進行役を務めて下さった石神隆さん
講座の冒頭で動画を視聴
みつ池緑地の活用ゾーンで設置の進む遊歩道(2026年2月)
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