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正門の新しい"顔" ——案内所完成——

2015.10.27

 成城学園100周年記念の教育環境整備事業の1つとして新築工事が行われていた正門の案内所が完成。10月23日に宮司を招き、法人関係者や設計・施工関係者らが出席して竣工式が厳かに行われました。大きな屋根、大きなガラスが特徴的なモダンな案内所の全容が明らかになりました。

 正門から案内所を見ると、大きなガラスが目につき、とても開放的で雄大な印象を受けます。ガラス張りで透明性を上げたことで、より広い視野で正門を見守ることができます。屋根は創設者・澤柳政太郎が長野県出身であることから、長野県産のカラマツを使用。コンクリートの外観に温かみと優しさを加えています。屋根を大きくすることで、ポーチが広くなりました。「守衛さんと子供たちの交流というのが成城の風景になっていると思ったので」という設計担当者(素敵な女性でした!)ならではの優しい目線から生まれたもので、案内所が新しくなっても交流の「伝統」は続いていくことでしょう。天井を照らすアッパーライトは明るくて安全なイメージを表現したそうです。
 案内所内部には自動火災報知設備を備えており、学校全体の防災を一括管理しています。守衛は交代制で24時間学園を守っているため、休憩できるよう畳の部屋も用意されました。学園にかかわる様々な人々と温かく交流しながら鋭い視線を送り、いつも学園の安全を守っていきます。


  • 10月23日の竣工式の様子


  • 長野県産カラマツを使った天井