遠隔授業第三弾！　日本全国をつないでオンライン英会話！

　新型コロナウイルス感染症の対応で休校中の初等学校。ICTのツールを複合的に利用した遠隔授業にいろいろとチャレンジしています。第三弾となる今回は、3月11日（水）に英会話を行いました。
　この日参加したのは、北は北海道から南は九州まで、5都県の小中高校の子どもたちが参加。初等学校からは6年椿組、菊組、楠組、4年桧組の希望者約40人が参加しました。初対面で年齢もバラバラな集まりなので、今回は「クイズde自己紹介」と題した英会話に挑戦。3名1組のグループを作って、簡単な自己紹介し、相手にきちんと伝わったか、自己紹介の内容を簡単なクイズで出題するというものです。1セッションは10分、グループ替えが3回あって、いろいろな人と話すことができます。最初は考えてきた自己紹介の文章を読むだけで精いっぱいだったり、ぎこちない雰囲気がありましたが、だんだん慣れてくると“What food do you like?”“I like sushi！”“I like curry！”と会話ができるようになりました。
　終わった後に感想を聞くと、「自分はあまり英語ができなかったけれど、中学生がわからないことを教えてくれた」「自分より年下の2人の子と一緒に会話をしたが、レベルが高かった。用意した文章を読むのではなく、思ったことを口にしている感じですごかった。焦りを感じた」と、刺激を受けた子がたくさんいました。
　年齢も住む場所も違う人とつながることができた今回の遠隔授業。こういう時だからこそできることを、と全国の先生たちが知恵を絞っています。