初等学校だより

初等学校だより

 新型コロナウイルス感染症の対応として、初等学校は2月29日(土)から休校措置を取っていますが、ICTのツールを複合的に利用した遠隔授業にいろいろとチャレンジしています。3月10日(火)には、理科の遠隔授業を行いました。
 この日参加したのは、6年椿組と菊組の子どもたち。単元は「振り子」です。オンラインの授業支援システムを利用して、事前に「振り子の仕組みを使った身の回りの物を探してみる」という課題を出し、見つけたものを子どもたちがシステム上に入力。授業当日は、その内容が導入として使われました。「○○くんが挙げてくれたこれはどういう意味?」と先生が問いかけ、子どもたちが答える双方向の授業。さらに、オンライン上でグループを作って話し合いもできるので、「振り子の糸の長さを短くしたら、振り子の速さはどうなる?」という質問に、数人のグループで意見を出し合い、グループでまとめた意見を発表しました。画面を通してですが、お互いの顔を見ながら話して学び合うことができ、子どもたちにとって、楽しい時間になりました。
 授業後は、「手間取ることも多く、授業の進み具合が予定より遅くなってしまった」「遠隔授業に適した内容は何か」など、教員同士で今日の授業を振り返り、意見交換しました。未曾有の事態の中、試行錯誤が続きます。

  • カメラの向こうにいる子どもたちにむけて授業開始
    カメラの向こうにいる子どもたちにむけて授業開始

  • 「わかった人!手を挙げて!」「はーい!」
    「わかった人!手を挙げて!」「はーい!」

実験の様子をよく見ることができました
実験の様子をよく見ることができました

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