初等学校だより
初等学校だより
身体を動かすことが大好きな成城っ子たち。体育の授業も大好きです。ただ身体を動かすだけではなく、「頭を使いながら、身体を動かす授業をする」ということで、5年楓組の体育の授業におじゃましてきました!
2月末のクラスデーで、リーグ戦(球技大会)を行う予定の5年生。この日の授業ではリーグ戦の種目のドッジボールを体育館で行いました。ウォーミングアップは「サバイバルドッジボール」。自分以外は全員敵、敵と味方を区切る境界線はなく自由にコートの中を動くことができる、ボールは複数個使うというのが大きなルールで、他にも成城オリジナルのルールがいくつか追加されることもあります。子どもたちにも大人気。アップテンポなBGMが掛かる中、4つのボールが360度どこから飛んでくるかわからない状況で、みんなコートの中を縦横無尽に動き回りました。
楽しみながら身体を温めた後は、ドッジボール用のボールでキャッチボール。そして、この日のメインテーマでもある「頭を使う」部分に入っていきました。6つのグループに分かれ、どのようにパスを回したら、相手の内野にボールを当てやすいか作戦会議。自分たちの動きや、それに伴う相手の動きや心理を考えて、作戦を立てていきます。グループごとに考えをまとめたら、代表者が発表。「名前を呼んで、その子にパスを投げるように見せかけて、逆の子にパスをしたら相手を混乱させられる」「逃げることが得意じゃない人は端っこにいることが多いから、外野の人が端の人を狙いやすいように動きながらパスを回す」など、いろいろな意見が出てきました。
最後は男子vs女子で実戦。考えた作戦を成功させることができる場面もあり、子どもたちはとてもすがすがしい表情をしていました。
(文責:企画広報部)
授業のポイント!