一貫教育の取り組み / Topics

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後悔しない大学生活を送るために —学園高校3年生対象キャリアサポートプログラム「MAP HIGH」—

2017.02.14

 とある大学生活に関する大学生への調査。
「これまでの大学生活で後悔していることはありますか?」
という問いに、「Yes」と答えた学生は実に64.9%にのぼったそうです。
1月24日を皮切りに4日間にわたって、4月から成城大学へ進学予定の学園高校3年生を対象にしたキャリアサポートプログラム「MAP HIGH」が行われました。「MAP」とは「My Advanced Program」の略。「自分を知ること」「他者を知ること」「社会を知ること」をテーマに成城大学が成城大生のために実施してきたキャリアサポートプログラムで、その高校生版が「MAP HIGH」です。お手伝いの大学生と一緒にグループワークやディスカッションを通じて「大学へ進学するということ」「大学で学ぶということ」について考えました。
 まずは「プロポーズに指輪はいる?いらない?」というテーマについて、グループごとに議論。「お金じゃない」「一生に一度だから」「渡す場所とかによる?」などさまざまな意見を出し合ってまとめ、みんなの前で発表します。経済学部に進学予定の生徒たちには「会社を経営するにあたってヒト・モノ・カネどれがもっとも重要か?」という少し専門的なテーマについてお題が出され「ヒト」や「カネ」を選んだ生徒たちが、堂々と意見を主張する姿に成長の跡がありました。
 「大学は選択の連続。目的を持つことが大事」と大学のキャリアセンターから説明があると、生徒たちの表情は真剣そのものになりました。自由な時間が増えるため、大学生活を有意義にするためには何をどのような目的で学ぶのか、明確にしないといけないのかもしれません。お手伝いに来てくれた大学生たちの勉強やアルバイトなど学生生活についての生の声を聞いた高校生たち。自分の未来について向き合ういい機会となったようです。


  • グループごとのディスカッション


  • ちょっと恥ずかしそうに相手を見ていました


  • みんなの前で意見を発表


  • サポーター役の大学生の話を聞きました


  • お互い目を見て認め合いながら意見交換


  • 先生みたい?発表も慣れてきました