初等学校だより

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  • 2018.12.07

    Pepperを意のままに! -特研ユーチュー部 プログラミングトライアル授業-

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成城学園初等学校には「特別研究」という授業があります。5・6年生が、希望する部を選んで受講する選択授業です。野球やラグビーなどの運動部、太鼓部や書道部などの文化部、双方とも充実しています。その中の1つが「ユーチュー部」。子どもたちが撮影・編集して動画を作っています。
その「ユーチュー部」に9月から新しいメンバーが入りました。なんとPepperです!
成城学園は教育改革の1つの柱として理数系教育を推進しており、その一環として、今年度からソフトバンクグループ株式会社による「Pepper社会貢献プログラム2」に参加し、学園の各校でPepperを使った取り組みを行っています。
データサイエンスを専門とする大学の先生が特別講師となり、子どもたちにPepperのプログラミングについて教えてくれました。タブレットで「Robo Blocks」というロボットプログラミングツールを使い、Pepperの動きをいろいろと考えます。「頭をさわると」→「〇〇と話す」、「〇〇と声を掛けると」→「△△を動かす」など、タッチセンサーや音センサーを使い、Pepperの動きを考えました。慣れてくると少し複雑な会話のキャッチボールも考え始めました。1つの質問に対して、「●●と答えた場合は××と返す」「▲▲と答えた場合は□□と返す」など、いくつかのパターンに場合分けして会話を組み立てていきました。複雑になればなるほど、自分の思ったとおりに動かすのは難しくなりますが、これこそがプログラミングの醍醐味。自分はこう動いてほしかったのに…何が間違っているのか、子どもたちは試行錯誤しながらプログラミングしました。だんだんとプログラミングにもPepperとのやりとりにも慣れてくると、Pepperと自分の会話を動画で撮影。これをさらに編集しておもしろい動画を作ります。

  • タブレットの基本操作や文字入力はお手の物
    タブレットの基本操作や文字入力はお手の物

  • Pepperの手にあるタッチセンサーを使って、動かしてみる
    Pepperの手にあるタッチセンサーを使って、動かしてみる

  • 大学の先生にプログラミングの仕方を丁寧に教えてもらいました
    大学の先生にプログラミングの仕方を丁寧に教えてもらいました

  • 複雑なプログラムを組む前に、付箋を使ってフローチャートを作成
    複雑なプログラムを組む前に、付箋を使ってフローチャートを作成

  • 付箋で作ったフローチャートをもとに、Robo Blocksでプログラミング
    付箋で作ったフローチャートをもとに、Robo Blocksでプログラミング

  • 間違えやすいところを全体で共有
    間違えやすいところを全体で共有

  • 考えたフローチャートに沿ってPepperになりきり会話してみると…あれ途中で会話が止まっちゃった、なんでだろう?
    考えたフローチャートに沿ってPepperになりきり会話してみると…あれ途中で会話が止まっちゃった、なんでだろう?

  • Pepperとの会話を動画で撮影。未来のユーチューバーがここに誕生!?
    Pepperとの会話を動画で撮影。未来のユーチューバーがここに誕生!?

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