初等学校だより

初等学校だより

1949年(昭和24)に始まった初等学校伝統の劇の会。7月2日(土)には199回目が行われました。3年~6年までの各学年が毎回1クラスずつ参加しますが、オリジナルや脚色されたメッセージ性の強いストーリーは今回も楽しくて切なくて、どれも感情が揺さぶられる素敵な舞台でした。

【3年】楠組「のらねこのなみだ」

ヒヨコが生まれた時、お母さんのニワトリはいませんでした。お母さんを探しに行き、自分たちを食べようとしていたノラ猫がお母さんだと思い込みます。はじめは食べる気満々だったノラ猫が、次第にヒヨコをかわいいと思うようになり…。初めての劇の会で一生懸命演じました!

  • 舞台に立つ!——第199回劇の会が行われました——

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【4年】椈組「モンキーtheパラダイス」

いつもお腹がペコペコで厳しい生存競争を強いられる野生のサル。5匹の子ザルは人間界の「動物園」がパラダイスなんじゃないかと憧れを抱き、群れから抜け出して動物園へ。エサに困らずいつも満ち足りている動物園のサルと接し「パラダイスはここじゃない」と気づき…。物に満ち溢れた現代を風刺するかのような舞台で考えさせられました。

  • 舞台に立つ!——第199回劇の会が行われました——

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【5年】欅組「妖怪レストラン~フルコース~」

白雪姫に負けない美しさになりたいがために、怪しい仮面をかぶって美しくなる女の子のお話、雪山で遭難し山小屋で一夜を明かす4人組にいたずらする雪女のお話、学校の怪談といえば「トイレの花子さん」ですが、鼻水の垂れた男の子が現れる「トイレの鼻水くん」、人間界でクビになって首が伸びなくなった「ろくろっ首の悲劇」など、妖怪スパイスが詰まった短編ストーリーの数々に会場は爆笑の連続。作者は元欅組の児童だそうです!

  • 舞台に立つ!——第199回劇の会が行われました——

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【6年】藤組「春風がふいて」

引っ込み思案で友達に気を使ってばかりいる主人公・美紀が本音を言えるのは大切にしている三体の人形だけ。人形たちに夢と希望がかなう「ドリームワールド」へ連れて行かれ、太鼓、オーケストラ、ダンスの課題と向き合って自分の弱い心と葛藤する。見事に全ての課題をクリアし、何が足りないかを見つけた美紀は、現実の世界でやりたかった合唱のソロ部分担当を勇気を出して名乗り出る。現実の世界で起こる人間模様、最後にクラスから認めてもらい、全員で歌う姿は感動を呼びました。

  • 舞台に立つ!——第199回劇の会が行われました——

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