初等学校だより

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  • 2015.12.01

    大学ってどんなことするんだろう?—社会イノベーション学部 内田ゼミとの交流授業—

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11月25日(水)、初等学校5年桃組が大学・社会イノベーション学部の内田ゼミ2年生との交流授業を行いました。この交流授業は今年で6年目。今回は、「成城大学生活の紹介」「経営学とは?」「心理学とは?」「ゼミとは?」という4つのテーマについて、大学生が説明をしてくれました。子どもたちにとってはどれもなじみが薄く、少し難しいテーマですが、経営学ではディズニーランドや今話題のラグビーなど身近な例を使って注意を引き、「経営学って作戦を考えること」と子どもたちにもわかる言葉で説明しました。また、心理学ではまずクイズを出し、挙手させて、参加意識を高めてから答えを出して説明するなど、子どもたちにもわかりやすいように大学生がいろいろな工夫をしてくれました。


心理学の説明の中で行われた心理ゲーム。「こっちだと思う人はパー挙げて!」

一番盛り上がったのは、「円高円安ゲーム」。金融が専門の内田ゼミならではのゲームです。1ドル(約120円)の輸入チョコレートを2つ買う設定です。カードを引くと「20円円高」「5円円安」などと書かれていて、チョコレートの売値が変わります。カードを10回引く間に、「今が安い!」と思ったタイミングで買値を決め、2つの1ドルチョコレートを日本円で一番安く買った班(優勝チームは2ドルチョコをなんと115円<平均円相場1ドル57.5円>で買いました!)班がチョコレートをもらえるというルール。次も円高になると予想して買い控えていたのに、カードが「20円円安」だと、「あーぁ」とため息がこぼれました。変動する為替に翻弄された子どもたちは、お金の動きや「円高・円安で輸入品が安くなったり高くなったりする点」を体感することができました。


  • 「100円のチョコレート、20円円高になると、いくらになるかな?」


  • 「今買わなきゃ損かな?」買い時を班のメンバーで相談。

休み時間やフリートークの時間には、お姉さんと子どもたちが女子同士恋バナで盛り上がるなど、すぐに打ち解け、あっという間に時間が過ぎました。普段とは違う「先生」にちょっと背伸びした内容を教えてもらい、充実した時間となりました。

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