4つの綱領
1917(大正6)年4月、文学博士澤柳政太郎によって創設された成城学園初等学校(創設時の校名は:成城小学校)は、
- 個性尊重の教育、附・能率の高い教育
- 自然と親しむ教育、附・剛健不撓の意志の教育
- 心情の教育、附・鑑賞の教育
- 科学的研究を基とする教育
の四綱領を教育理念に、画一的な教育を打破するための実験学校としてスタートしました。
澤柳は、「私立学校は特色をもって生命としなければならないと思う。少なくとも理想的私立学校は特色ある主義方法に基づく教育を施さなければならない」といった信念のもとに理想的な小学校づくりに尽力しました。また、当時、個性尊重の教育にとって不可欠とされる「自由」について、「児童の自由を十分に尊重し、その自然の発育を助けたいと思っている。児童の行動のごときもあまりにこれを拘束せずに自由に活動せしめるのがよいと思っている。それ故に法令によらない所がある。しかし、これは自由教育主義より生まれ出たことではなく、研究のためにしているのである。」と述べています。
つまり、澤柳は、当時流行していた自由教育主義からではなく、どこまでも"本当の教育"をめざして、研究のため、方法として「自由」を採用しているということを強調しました。
この「創設趣意」=建学の精神は、創立以来今日に至るまで、我が国の教育界で常に燦然と光を放っています。




