教育

100年プラン

成城学園初等学校の新しい教育
100年プランカリキュラムが2014年度よりスタート。

 成城学園初等学校は、1917(大正6)年4月4日に文学博士澤柳政太郎先生によって創設されました。そして2017年に創立100周年を迎えます。100周年を迎えるにあたって、初等学校では「これからの世の中に巣立っていく子どもたちにとって何が必要か。さらにそのためには学校はどうあらねばならないか」と自らに問いかけ研究してきました。そして導き出した答えが、『基礎・基本をしっかりと身につけさせ、さらに人間関係を深めていける場としての学校』です。
 これからの世の中は「何ができるのか」といった「個人の能力」が問われるようになるでしょう。また「チームの一員として、協調性と創造性を持った人間」が必要とされるでしょう。
 我々は、今以上に個人の資質としての基礎基本をしっかりと身につけさせる教育を行っていきます。さらに集団の中において自己を存分に発揮できるように、また仲間とのコミュニケーションを深めていけるような活動の場を多く設定します。
 それらの新しい教育計画の数々を総称して『100年プラン』と名付け、実現に向けて研究してきました。
 また異年齢によるスキー学校や新・自然体験の旅などのように、研究がまとまったものに関してはいち早く実施しその効果を検証してきました。
 各教科すべてのカリキュラムの見直しと改良を行い、各種行事のねらいや活動形態の再構築を行いました。こうして、ようやく100年プランの全体像を形づくることができ、2017年の完全実施に向けての実験研究をスタートさせる段取りを組むことができましたので、ここにご報告いたします。
 保護者の皆様におかれましては、なにとぞこの100年プランにご理解をいただき、ご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

基礎・基本

  • クラス定員を減らし、きめ細かい指導をします。

    現在38名のクラス定員を、36名にし、きめ細かい指導ができるようにします。このことで、教科の指導や児童の理解がより充実します。この変更は平成27年4月に入学する1年生から順次行っていきます。

  • 数学科・英語科の授業を1年生から行います。

    従来、数学の学習は2年生から、英語の学習は4年生からスタートしていましたが、1年生より実施します。数学科では、従来から生活の中での数学体験を重視していましたが、授業時間を設定することで、数学的な興味・関心をより積極的に「促す教育」を行います。
    英語科は、1年生から英語に「触れ楽しむ活動」を取り入れることで、自然に「英語で考える力」を培います。(数学科は2013年度より既に実施)

  • 数学科の授業を、週一回クラスを半数に分割して指導します

    従来、3年生の国語、数学の授業と、4年生から6年生までの国語の授業はクラスを半分に分割して少人数で行ってきましたが、それに加えて4年生から6年生までの数学の授業も週1回半数に分割して実施します。

  • 読書科の授業を週3回に分けて実施します。

    読書の時間は、週1回行ってきましたが、これを5・6年生では朝読書に切り替え、週3回15分ずつ実施します。このことで、学校生活の中で読書週間が身に付くことが期待できます。

  • 映像科・情報科を統合して、新しい映像科になります。

    近年、映像の学習はデジタル写真やデジタルビデオで作品を制作する学習を行ってきましたが、それを一層充実させるため、映像科と情報科を統合し、新しい映像科としてカリキュラムを再編します。タイピングスキルなどの学習は、国語科に移行して実施します。

人間関係

  • 成城独自の総合的活動「城の時間」を新設します。

    「城の時間」では、①「クラスの時間」(自治活動の時間)②「総合活動の時間」を行います。

    ①「クラスの時間」では、学級内の係活動や児童委員会に関わる活動を行います。
    ②「総合活動の時間」では、行事前の練習や打ち合わせ、行事終了後の振り返り、校外教育に出かける前の調べ学習や打ち合わせ、また終了後の振り返りなどの時間に使います。

  • 人間関係を深める「つながり」の時間を新設します。

    「つながり」の時間では「つながり(縦)の時間-異学年交流の活動」と3年生以上に「つながり(横)の時間-学級内に於いて人間関係を深める活動」を行います。 つながり(縦)では、1年生から6年生までが1人ずつのメンバーによるユニットを作り、そのユニットでの活動を通して、異学年の人間関係を築きます。「新入生歓迎会」や「グループハイキング」、「6年制を送る会」などは、ユニット毎に計画し活動します。さらに上級生がリーダーとなり、一緒にあそんだり、ゲームをしたり、勉強することもあれば、運動会前など、場合によってはグループ全員で活動することもあります。また、4〜6年生は「スキー学校」でもユニットの仲間と生活を共にします。つながり(横)では、学級内での人間関係を深めるために「グループワークトレーニング」や「グループエンカウンター」等を参考とした活動を行います。

  • 夏休み中に行う校外での体験活動を充実します。

    夏休み中に行う、希望参加の行事として、従来行ってきました「オーストラリアホームステイの旅」に加え、「新・自然体験の旅」を実施します。
    オーストラリアホームステイの旅は、オーストラリアサンシャインコーストにあるトーマスモア小学校に短期留学とホームステイをします。
    新・自然体験の旅は、大自然の中でダイナミックな体験活動ができる行事です。目的地としては、新潟県佐渡島、高知県四万十市、鹿児島県与論島での実施です。

施設整備

  • 本校舎を立て直します。

    クラスの普通教室がある本校舎南棟・北棟を新たに立て直します。工事のための準備などがありますので、使用開始は2019年9月からの予定です。

page top